さすがに修治のおかげで、旅が濃くて深くなっていた。 そんで、青森の晩夏は少し涼しくて物悲しくて。 あの夏が終わるときの寂しさがより濃い濃度で襲ってきた。 そして泊まった部屋の窓からはす向かいの廃墟ビルのがらんどうがもろみえで、へやも薄汚く、怖…
苦労性でほじくりかえして、うじうじしてたから、小説かけて、しかも故郷のひとたちを死んだ後も食わしている。 うじうじしてたり弱かったりしても全然オッケー!てことだったのね。 そっかそっか。ありのままだったのか。 偉大な気づきを授けられた帰り道。…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。