2014-08-21から1日間の記事一覧

思い出 10

さすがに修治のおかげで、旅が濃くて深くなっていた。 そんで、青森の晩夏は少し涼しくて物悲しくて。 あの夏が終わるときの寂しさがより濃い濃度で襲ってきた。 そして泊まった部屋の窓からはす向かいの廃墟ビルのがらんどうがもろみえで、へやも薄汚く、怖…

苦労性でほじくりかえして、うじうじしてたから、小説かけて、しかも故郷のひとたちを死んだ後も食わしている。 うじうじしてたり弱かったりしても全然オッケー!てことだったのね。 そっかそっか。ありのままだったのか。 偉大な気づきを授けられた帰り道。…