カンソウ。
購読って言葉つかうの変じゃね?
無料なのにも。
びびってここのブログのお気に入りしにくいんだけど。
うーんレヴューっていっていいのかわからないけど。
「月に行く船」の感想いくぞ。
まず、よかったです。なんかよくわからんところで泣いた。和久井さんリスペクト的なところか?
あらすじ
主人公は出版社の編集長。谷原さん(役名わすれた)は大御所の作家先生の原稿をもらいに田舎の町にやってきた。
ヒロイン和久井さんは駅で誰かを待っている目の見えない女。
谷原さんはあいかわらずとんでもないイケメンぷりで、あの声がいいですね。そのままドラマCDにできるレベルで丁寧な発声をされてる。
谷原さんは電車の本数が少ないせいで和久井さんに食事できるお店を聞いたりするんだけど、実はもう店がつぶれてたり。
空腹のまま駅にもどって電車に乗ろうとすると、ベンチに菓子折りの入った紙袋を忘れていて、和久井さんに「原稿じゃないですか?!」って必死に呼び止められて、また電車に乗り遅れたりで。
なんだかんだで和久井さんを気遣って電車に乗れません。
その間、作家先生の夫婦喧嘩の相談とかも電話で同時進行しています。
そこでゆで卵か生卵かわかる方法。の話がでてくるんだが、この数日前に似たようなことを自分も親父と話したのでちょっと驚いた。
最近シンクロニシティ半端ないの。
谷原さんは和久井さんを誘ってカレー食べたり、資料用の写真を撮るため、田舎の名所へ一緒にいったり。
谷原さんがよかれとついた優しい嘘のほとんどがバレてしまう。
自分の容姿を聞いてきた和久井さんにきれいだということは本当ですよ。と打ち明けるが。和久井さんはどうせ自分がものめずらしくて声をかけたんでしょうと、編集者という立場でネタになるって思ったんでしょうと疑う。
目が見えない自分に引け目があって婚約者とも距離を置いたことを彼女は告白する。
そして三年経って気持ちが変わっていなかったら駅で再会しようという日が、まさに今日なのだと。
そこで二人はいったん別れ、夫婦喧嘩中の作家先生のところへ戻って夕食をとった谷原さん。谷原さん和久井さんのことが結構好きになっており、恋占いしつつ駅に戻ると線路を歩いてる和久井さんを発見。
電車が走ってきてぎりぎりで助けたが、和久井さんの不安定な部分を知る。彼女が死のうとしたのは初めてではなかった。
駅の待合室で話していると駅員さんが和久井さんに預かっていたという手紙をもってきた。
手紙を読んであげる谷原さん。
相手は和久井さんの婚約者で、今日、時間がなくて駅で一時間しか待てなかったけど、三年前と気持ちは変わってません。という内容だった。
別れ際、駅のホーム。
そこで谷原さんがプチ告白をする。
最初に和久井さんの良い匂いに気づいて、きれいな人がいるなって声をかけたんです。それから目が見えない人だと気づいたと。
和久井さんは電車に乗った谷原さんに、目の見えない自分ができる唯一のおしゃれである香水「月に行く船」を差し出す。
月のかかった山へ向かう谷原さんを乗せた電車が月に行く船のようにみえるという仕掛けでラスト。
あらすじまとめるのへた~。
これだからプロットつくるのごちゃっとするんだよな。
実は映画見たら、短くストーリーまとめるというのはやってるのだけど。
たしか大塚英志が映画の要約ができたら構成力がつくとかいってたから。
和久井さん演じる目の見えない女性の不幸体質な考え方が、哀れだった。信じる前にためしちゃうとか。でもそういうのが人間の弱さなんだよね。
谷原さんも和久井さんのために花摘んで川に落ちたりまでしたのに失恋しとるし。
単純なラブストーリーじゃなくて切ない話になってました。
このシリーズ、今回も丁寧にとってある。
脚本をすごく大事にしてて好感度高いです。
うん、勉強させてもらった。
自動販売機はきづかんかった。飲み物買うとき賭けなんだね。そうだよね。真夏にあったか~いのでちゃうのね。
谷原さんが月に行く船を東京に戻って使ってたらいいなあと妄想。
和久井さんは儚い感じのヒロインが相変わらず似合う。