何もわからない。

 マーベルが。

 そんなに映画館で見るほどでもなあって、テレビのみて思った。

 キャラクターは全部抜群によいと思ったけど、CGの多い映画って「映画観た~!」感が薄いのですよね。

 だが、スーパーマンバットマンのは気になる。

 ストーリーはスーパーマンが力を持ちすぎてる!!って人間共が騒ぎ出して迫害されるスーパーマン。みたいなようだがそれってMrインクレディブルやんけ。

 だいだいTVでやったアベンジャーズも最初の展開がほとんど旧劇のエヴァやったのが「おや?」ってなりましたが。

 人も敵、なんだかよくわからない怪物も敵、同時に指令部に攻めてくる!そして内部の上層部も微妙に仲間か疑わしい。絶望的な状況。

 だが、決定的に違うのは緊迫感のなさ。エヴァのほうは唯一戦闘力の高い主人公精神的に壊れかけ。という観てるほうも不安定になる仕掛けがされているが、アベンジャーズはせいぜいヒーロー同士のしゃべり場的口論が始まるだけ。あと上層部もそこそこまともなひとだったようだし。敵の親玉も乳離れしてない中二病的弟キャラだったし。全体切迫感とかないしのほほんとしていた。

 後半からの戦いシーンが長すぎて寝落ちしてしまったので最後までしっかりみてないから面白かったともいえないが。ハリウッドってこの展開とか設定はどうやら面白いな!というやつは下地として積極的に使うんだね。と最近気づいた。

  

 そんで、いま、家の軒に蜂の巣があるんです。ふとスーパーマンに蜂の巣駆除お願いしたらどうやって救ってくれるんだろうって思いついて。

 妹に聞いてみたら「普通に大き目のビニール袋で包んでくれるんじゃない?」っていってましたけど。

 え。スーパーマン。普通の生活レベルの危機にはたいして役にたたない?

 安保とかもそういうことなんじゃね。

 いざって時のことじゃなくて、そういうことが起きないような交流とかを普段から地味にやっていることのほうが大事なんでは。と。

 

 先日の27時間テレビみててくすっと笑ったシーンはエガちゃんとケントモリの本番ショーケースだけだったんだが、その後に見たあさこのパンスト相撲説教部屋みたいなやつで爆笑した。

 いとうあさこという生き方が、芸人と脚本家演出の企画より圧倒的に面白いという皮肉。いとうあさこはネタより本人が面白いもの。

 いとうあさこってズルいよ。存在が圧倒的に面白い。あさこがなにかをすると全部面白くなる。このタイプには手越君なども加わります。

 あとめちゃイケ的な台本で面白さを積み立てていくタイプのお笑いって、みんなもこのお約束で楽しんでねよろしくね!という仲間意識の高いマイルドヤンキー的要素が素地にあると思うのだが、それに一度違和感を感じるとひたすらに笑いからズレていくという危うさがあるが、27時間テレビのずっと滑り倒していく変な間とか空気感ってなんだったの?タイムキープとかつなぎの悪さのせいなの?それとも設定ががっちがちなのに相性の悪いライブだから?誰が本気で88キロ走ったとおもっているとおもうの。お笑いなのに。だから明らかに走ってねえよというエクスキューズが必要なのに、みつうらが泣いちゃってるし。とっちらかってたなー。とりあえずスマップだしとけというテレビ局の手抜き感がメンバーがこの後も出る出ないのぐだぐだ感でかなり序盤から温い雰囲気つくってたし、それをむやみに本気と煽るのでほんとにぐだぐだだったなー。

 

 と、このように既存のものは冷静に分析できるのになあ。

 自分の作るものって客観視しにくいんだよなあ。