ぶらぶらしたい。

 ぶらぶらしてたいな~。

 本売りに行って見たかったDVDが借りられて、気分がよかったのでスクラッチ一枚買ったら1000円当たって、買い物行ったのに収入のほうが多かった。

 ふー!

 

 あと久しぶりに本を読んでいる。

 冒頭の話は、幸運についての寓話だと思った。

 幸運は居座ると煩わしくなるし、それが幸いの形だとわからなくなる人間の傲慢さ?そんな話だった。ゆえにいけてないとき、それも幸運の一端なのだと心得たいものだと思ったんだよ。 

 

 

 

  陰間茶屋へいくのか!という驚き。そういう文化あったのかなあ。消息を絶ってからの主人公もみたい。北斎先生の絵に灰落して絵をダメにしたとき、全く自責する様子がないことにびっくりした。他人事みたいに版元に「明日に仕上がるかわかんねーよ」とかいうし。何こいつ?!っていう。江戸の人間関係ここまで先進的なのだったらしたら、現代の情緒はずいぶん後退したもんじゃないか。

 

 

 中二臭がすごい。すごいけど小気味いいアクション と衣装が素晴らしい。

 わくわくする設定をうんまいこと構成している。ハリーのアクションが手際よすぎてこの後見たジョンがもったりみえてしまう弊害あった。

 

 

 中二臭がすごい。やられっぱなしだが主人公の心意気には感動するし、彼女もすこぶるかわいい。主人公が建物から建物へ飛び越えられない。最後落とし前つけにはいくけど、これを最後まで守らせるのは、主人公はあくまで日常に生きていくという暗示だったりして、荒唐無稽な話だけど、きっちりキャラの軸を描いてるから馬鹿馬鹿しいアクション映画には収まっていない、いい映画。

 ヒットガールがあどけなさすぎて、ハラハラするアクションシーンに余計緊迫感があったり、親父に対してのいじらしさには痛々しさすらあって、監督、そうとう特殊な癖がある。かなりやばいやつやな。アイスクリームの飲み物うまそう。

 

 

 宇多丸さんもいってたけどグラントリノふつうのおっさんならこうやで版。といった映画。

 あのひたすらかみ合わない親族との会話とか既視感が凄くて気が遠くなった。

 否が応にもこれが現実じゃ、と突き付けてくる映画。ちっぽけでなんの価値もない人生という暮らしはこうやって終わっていくという現実。ちょうどすごい虚無感に襲われていたので、見ながらすごい憂鬱になった。でも最大の優しさが監督にはあるのかもしれない。コンプレッサー盗むシーンのすっとこどっこいな会話がリアルすぎて笑ってしまった。乗ってる車とか持ち物の話しかしないコミュニティーとかそういった現代人の危機感とかをものすごい狭い世界でだからこそ描けていて、おいこれでいいのかという監督の焦りもみえるし、それでも家族の関係性のなかに大事なものがあるよねみたいな視点もあって、滋味深い映画だった。

 

 

 そりゃ殺すよ。それにしたって二匹目の犬種よ!!!いいけどさ。逆にリアルだけどさ。もうちょっと子犬との幸せなシーン欲しかった。映画とか関係ないところの話でだけど。あと、キアヌ自身の孤独な暮らし感がにじみだしちゃってるよ。半分ドキュメント。

 ほんとに殺しのシーンが長い映画だなあ。ちょっとだけ、もしかしてキアヌ、結局実写化できなかったビバップでやりたかったことやってるのかなあというシーンがあった。組織に一人で乗り込むのとか、高いところで殴り合いのタイマン勝負とか。柔道で倒して頭中心に数発銃弾入れて確実に殺すという殺人スキルもよかった。

  続編のほうが殺し屋設定が活きそうな映画だったから次が楽しみやな!