ペンが止まるの巻。

お題「最近見た映画」

 

 ワイや、ワイや!

 ワイの初夢ゆうたら、あれやったで。

 妙に明るくてきれいな展示室みたいな作業場で引き出しの匣を作らねばならず、ずっと合板を探しているというやつや。しかも自分の体を折りたたんでぴったり入るサイズのやつをつくらなくてはならず、協力してくれる知らないおっさんに採寸してもらいつつ、合板(見たことない新素材ガラスとプラスチックを融合したようなの)を出してもらうというやつや。よく考えたら魍魎の匣みたいでけったくそ悪い夢やな!!

 

 さて、

まどか☆マギカ

  DVDやけど。やっと見たー。

 正月価格で半額でレンタルできたからテレビシリーズから映画は叛逆の物語だけ。一気見した。

 リアルタイムで見てなかったけど、そのころキュウベイが痛めつけられるようなイラストとかをいろんなところで見た気がしてこんなかわいい生き物をひどいいじり方すんなーと思っていたが、すごいわかった。何度もあの耳から出てる房を引きちぎってやろうか!と激情にかられた。一番引きちぎり衝動が込み上げたシーンはさやかのあの一件で騙してないよといいながら詳細を語りだしたとこ。

「先に言えやああああおどれええ!!」

  テレビの前で怒鳴ったよね。

 あと、自分の残骸食ってたのとか背中がぱかって開くのとかいろいろむかつく要素があったが、ようつべの外国人がQBにぶちぎれてる動画とヤンサンのくぜっちをみて留飲を下げた。

 

 虚淵作品はどっちかてえとフェイトゼロのほうが刺さった。

 僕、基本的に誰か一人が原罪を背負うとか犠牲になる系の話乗れないのよね。すげえ中二っぽいなあと思っちゃって。

 ただ、まどかの場合、あの結果はまどかもしあわせになってるような気もしたので、映画のほむらちゃんの行動がまどかの決断を無駄にしたように思った。

 一部だけ引き戻したとか言ってたから、じゃあなおさら意味ないやん。それでもいつかほむらちゃんがまどかの目的の先に敵になることもあるだろうっていってたから、最終的な決着はまだ先の話なのよねえ。

 最後はどうなんねやろと妄想してて、争いというか互いを自分の中に引き込もうと食い合って天使と悪魔が融合して二神道祖神みたいになるんじゃね。と、道祖神ってそんな壮大な由縁で生まれたの?!やだすごい!って自分の道祖神偽装フィクションにショックを受ける。

 


#146『主題歌アニメ生解説とスターウォーズ解説序章でごきげん納め!〜毎年恒例☆だろめおんと騒ぎまくるヤンサン忘年会2017!!』|山田玲司のヤングサンデー第84回

 年を追うごとにだろさんの女装レベルがあがっていく。

 ふつうにキレイにみえてくるもんね。

 


#147『まどかは本当にA猪木なの!?ラストまどマギ解析★山田玲司×「新編・叛逆の物語」!!〜君は、魔法少女まどか☆マギカというアニメを知っているかね?【完結編】・年越し生放送スペシャル!!』

 

 あと一番痛かったのは、玲司先生の解説聞いて、しっかたねえなあ~とかなり重い腰を上げちゃんと課金して観ますよーと、義務的かつ後学のためと消極的な姿勢でみたんだが、玲司先生の解説のほうが豊かで感動的で、本編のほうが解説を越えてこないという。

 いや、いやでもきっと映画のほうは超えてくるでしょと思って見続けたが、映画は途中で寝落ちした。何度か見直したがやっぱり玲司先生の解説のほうがゴージャスだった。

 あと、まどかのいいシーンがしみちゃんのせいで「世界の魔法少女のみなさん元気ですか!!!」って勝手に猪木の声が聞こえてきて笑ってしまう事故が。なにしてくれてんだ美容師!!

 

 映画は特にセリフが多くて。仕方ない設定ではあるんだけど、とにかくセリフが多くてさらに展開に関係ない背景の情報量がやたら多いのもストーリーに集中しにくかった。(僕の好みの話だけど足し算より引き算の作りなほうが話に没頭しやすい。)

 ただこれをリアルタイムでみてたらかなり楽しく見れたはず。それは勿体なかった。

 

 キャラはさやかちゃんが良い。騎士道のひとだよね。魂抜かれたのに、自己犠牲のうえ、しょっぺえとこだけでさ、気高い少女だった。途中からさやか殿!って応援していた。好みならマミさんだ。マミさん家のお茶会招かれてー。パジャマパーティーとかしてー!

 だからマミさんがマミったとこで四割くらい降りかけた。危なかった。

 そんなことで後半のほむらちゃんには、わてついて行かれへんってなってしまったのよね。ほむらちゃんの涙声とほむらちゃんの表情がそんなにシンクロしてない場面とかきになってな。ストレンジアというアニメ映画ではコンテに声つけた長瀬の演技に合わせて、表情とかアクションを修正したといういい場面があった。

 ただ何度か見直す場面で、ちびちゃんたちとも一緒に見たが、意外と小学生低学年でも理解しながら真剣にみてたから、すごいアニメには違いない。