今は昔

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 あ~ついにスタイルプラス終わっちゃったね~。

 これからリアタイで内藤さんを見られる媒体はあるのかー。

 内藤剛志さんが好きで東海圏で番組出てくれて嬉しかったんだけど13年もたってたのか~。一時期は照英さんもコーナーあっていったいこんなに俺得な番組あっていいのか。(照英とシャバーニの2ショットはやばすぎた。テレビ画面カメラで連写したのはいい思い出)和田さんもセクシー!ボイメンもかわいい~!って司会のおねえさんもかわいいし、ちなつちゃんも加わったし、最高な番組だったよ。

 これででるさたが代りにとかなったら、よゐこ好きやけど、ハマグヒトもちなつちゃんもなんかちょっと嫌いになりそうなんで、来週からなにやるのかかなりきになる。

 

 

 

 以下内容が重い記事なので、今ちょっとメンタルがという方はお控えください。

 

 

 

 オンライン漫画の広告でふと気になったんで

 JKハルは異世界で娼婦になった

 無料で読めるとこだけ読んだ。続きが凄い気になって、検索したらなろう小説が原作とわかって普通に読めたんで、そのまま最後まで読んでしまった。

 すごくはまった。腹抱えて笑えるとこあったり、心臓がバクバクするぐらいストレス感じるシーンあったり山あり谷ありで、とにかくこの作者さんの力量半端ない。読んでる途中から、この作者さん次の次の朝ドラの脚本書いてくれんかなって本気で願いはじめたもの。なんだったらJKハル~をそのまま朝ドラにしたらいいやんとか無茶なことまで願った。あしをぐねったとかヒールで歩くシーンとか、てか急にそんな展開すんの?!っていうことも最後は全部意味があったりでね。

 あの~でも根本。女が平常の能力のみで異世界いったらできることって娼婦しかないんかなという前提のとこにもやあとはしますわな。(のちのち平常の能力ではなかったというオチはあるんだが)ハルはそもそも援助交際していたことがあってそこに抵抗なかったというのもあるんだろうが、女ってどうしても男からのそういった暴力を受け続けなくてはならないの?っていう辛さがね。まさになシーンあったし。

 いやあ、あるよ、連れごを殺して育児を強制終了させてメスに発情させる動物の本能としてとか、知能が高いイルカにはいじめがあるとかそういうのあるけど、JKハル~読んだその直後に満州の黒川開拓団の記事をたまたま読んでかなり沈んだ。こういうとこが実際あるからJKハル~を無邪気に楽しめないんだと。

 何がひどいって日本から満州へ開拓民として行った一団が、関東軍がめちゃめちゃしたことで情勢不安定ななか引き上げまで後ろ盾を得るため、同じコミュニティーの連中に若い女性たちがソビエト軍に接待してこい言われて、未婚という理由だけでソビエト兵にレイプされて、わずかに生き残った女性たちが自国に戻ったら、その事情知ってるやつらとか、彼女たちがまさに身で守ったコミュニティーからさらに差別を受けたとか。この世にはくそ野郎しかいねえのかよ。という過去があった。

 起きてることすべてが悲惨なんだけど結局一番ひどい目にあうのって力のない立場の弱い人間じゃねえか、しかもそれは女子供じゃねえかという。もしかしたら子供とか女という枠でやっと浮かび上がる問題は、じつはもっと弱きものを隠している可能性もあるけど。

 なんなん?!

 しかもこういう話、世界のどっかで今も起きてそう。

 なにより令和元年のなろう小説で戦時中にあった暴力とほとんど同じことが描かれているのが時代錯誤というのかなんなのか。すっかり過去のことだから現代の若者はフィクションとして楽しめるのだろうか。それとも世の中は根本的にあんまり変わってないってことを作者さんが問題提起してるということなのか。作品はすごいけども同時に消化できないものもでかすぎた。