泥の中で咲く花。

 毎日、どう考えてもキレていいことがありすぎて、逆にキレどきがわからない状況。

 新顔の人に「よくあんな人たちの中で仕事できとるね。すごいね」って連呼されて、あ、そうかそういえばそうだった。でももっとひどいのもいるし、逆になんとも思わない時間のほうが増えてきたから、慣れってすげえな。と思いつつ。

 

 慣れちゃいけない場所ってのもあるからね。

 岩手の中学生はさ。ついったーでもなんでもいいから匿名でもいいから、こんな状況ですって誰かに発信できたら、よかったのにな。

 そしたらちょっとでもなにか変わったかもしれんし。本人に中学校生活以外の視点ができて逃げることも出来るって気づけたかも知れんのに。

 まともな感覚持ってるほうが生き辛い世の中だよまったく。

 とか朝、コメダでモーニングしながら新聞読んで思った。

 彼は何十年も前の僕だったかもしれない。

 あんときゃしんどかったなーって彼も何十年か後に朝の喫茶店でコーヒーのみながら思えたかもしれないのにな。まともな感覚を持ち合わせてない連中がたまたま回りに集まってしまっただけで死ぬことになるなんてなあ。

 そんなクソみたいな連中のために命を捨てるなんてしてほしくなかったなあ。

 

 朝、モーニングハシゴしたんだよねえ。

 確定申告ができてないよってお役所にいわれて。

 意味わからず、とりあえず申告書に名前かいて印鑑押してもってった。

 前の会社が年末調整の手続きやるっていうからいろいろ書類も出したのに、申告してやがらなかった。辞めた会社には申告したか電話して確認してねってお役所のおたよりには書いてあったが、嫌だったので、窓口でかわりに電話して聞いてよ公務員さん!ってお願いするつもりだった。

 実際いったら、お願いする前に端末でさくっと調べてくれて「申告してないですね」って教えてくれたうえ、書類に必要な書き込みもさくさくやってくれて、ものの三分くらいで終わった。時間があまったのでコメダでモーニング。

 え。確定申告いくより楽じゃね?とか悪い顔でにやにやしちまった。

 あと、地下の食堂が激安でメニューいろいろあることを発見。こんどなんかあったらついでにごはんも食べたろ。

 とにかくこんないい加減な大人でもなんとか生きていけんだ社会にでれば。学校なんか行かなくていいから子供が死ぬとかはやめてくれ。