男性性。
祭りのときのよくわからないことのために全力で身体を張って山車などをひきまわすときの男はダムの放流レベルで色気がドバドバでるんだ。
実際に命の危機に際してほんとにフェロモンでてるんだろうね。
俺が君を守る!!
という場合の格好良さもあるけども、
フードコート缶詰でプロットやった帰りに「アイアムアヒーロー」見てきた。
そこでの普通のことが普通に出来る普通な男の格好良さにドキンッしてきた。
ネタバレ全開で感想。
まず、ゾンビモノとしてのこの映画の完成度にしびれた。
ゾンビもののお約束踏まえつつ、きっちりとゾンビをね。
猫缶の設定ってなんの映画からやったかしら。
てっこちゃんのゾンビぶりが容赦ないとこから、(ああ歯が歯がぁあ!!)職場の惨状に至るまでが怖い!!人気のない町に最初は自衛隊ヘリだけが飛んでいたのが、時間がたつにつれC系の輸送機とかオスプレイが飛び出すから、おいおい非常事態の規模もえらいことなってんぞ!!って怖さをより煽る。
しかも何故か身近なゾンビのほうがよりグロく描かれるから、ぎゃー!!ってなるし、高速のシーンなんて、これは本当に邦画か?っていうくらいのゾンビの轢かれっぷり。すげえ!!すげえ!!タクシーの運ちゃんの「まごころで~」でおっかしくて、手を伸ばして伸び上がるほどアクセル踏み込む仕組み。最高のゾンビアクションやー!!まさに幸せか!!やったです。
そこからのJKとのふれあい?
かすみちゃんかわいいしよー。あんなん男の夢やん。
おっさんきもいんですけどーとか言わないかわいいJK。しかもおっさんを頼りにしてくれて、ゾンビ化しても時々守ってくれながらも黙ってついて来る。差し出す猫缶をうまそうに食べてくれるし。そんなもんボンクラー男の理想すべてが詰まった夢だわ。夢と書いてかすみJKだわ!
この主人公の男、ボンクラーふうやが、見終わってから気付いたけど、そもそもかわいい彼女はいたし、安定した仕事もあったし、射撃の技術まであるし、おっと騙されるとこやった!!!主人公ふつうにリア充やぞ!!!ぜんぜんボンクラーじゃなかったぞ!!だから、終盤まえの「世界がひっくりかえっても俺はなんにも変われなかった!!」って悔しがるシーン、ていうかそんなお前がすでにめちゃくちゃかっこいいわ結婚して!!是非結婚して!!理想的な男性だわ、まじ惚れた!!ってなってたからね。
大前提として大泉氏がやってるから好意的に見られるのも含め、主人公格好いいんだよなー!ちきしょー。
あと、パニックモノのお約束として、飛び道具最強説あるよね。
飛び道具が扱えるっていう無敵感とか優越感ってわかるー。
ついに銃ぶっぱなすシーンは主人公の登場のしかたが格好良すぎて悶絶した。脇閉めて正しい姿勢で淡々と引き金を引くのよね。銃持ってるだけで、にためにためての発砲だったからカタルシスも半端なかった。
山場の乱闘も日差しが降りたとこで淡々と射撃をする主人公ひたすらカッコイイし、あのロレックスを外して腕のかせをとってパワーアップとか、ジャンプかよ!!
まさか、実はものすごい錘をつけてあえて能力が低い状態で戦っていたが、錘をとって格段に強くなるというワクワク展開まであるなんて。
最後のラスボスもよかったなー。
普通でのヒーロー立ち姿がまたこれがめっちゃくちゃ格好いい。
長澤まさみも格好いい。
面白かったー。仁さんの存在感はなんだあれ、かなり笑えた。