震えています。

 ドラゴンボール超ブロリー見てきた。

 週一の休みは極力にゃーと一緒にいたいせいで猫が来てからほとんど必要時いがいの外出はしていなかったが、DBとなると。しかも大知君だし。

 まずざっくりとした感想として最高だった。

 めちゃくちゃ燃えた。

 

 それにしても予告の翔んで埼玉が面白すぎて動揺した。

 埼玉もそうだけど群馬も相当ひどい扱いされてたけど。

 まさかガクちゃんがあんなことに。高見沢ののぼり出た時さすがに噴出した。あ、その路線なのね。という。なんならネタ化しそうなとこの人たちをマジで引っ張ってきたのはすごい。京本さま最後に控えてますからね。京本は正義だからね。あの正月に京本さまが着物着流し姿で鋭利な包丁を持ってする料理番組いつからやめた?あれは正月の風物詩として毎年やるべき番組だろNHKなにしてるだ!埼玉ってかわいそうだよね。岐阜からしたらとんでもない都市なのに。ただ東京都の隣ってだけですべてがマイナスになってしまうという。岐阜なんか最近じゃ、パレオ・ラボで、変わった断層と石が多い合掌造りの山深いとこで隕石で町が消滅したりする県なんだぞ。ちょっと待て。今調べたらパレオ・ラボ本社埼玉だった!!!埼玉はもうだめだww

 

 あ、ところでDB。

 そういえばサイヤ人同士の戦いといえばベジータ以来のことじゃない?前のブロリーのことは知らないので自分の中ではだけど。戦闘民族同士が戦うということがこんなに熱いことなのかー!映画規模だからこそ表現されたバトルだった。

 なぜこんな面白い映画なのにみんな映画館でみないんだ?

 朝イチの割引上映でイオンシネマ4番スクリーン独り占めでみられました。

 これはある意味応援上映できる!?とそわそわしたけど、映画始まってわりとすぐ自然と声出てしまう場面が多かった。ララパルーザで見たらいいぐらいあがった。4DXで見られるならいいけど、能力「俯瞰視点」が発動したら、ナニコレ映画見とるだけなのになんか座席に揺らされとる電気代無駄、俺、ガッコガッコ揺れる座席に視界がたがた言わされとるなにこれ(苦笑)、とかなったらやだしなあ。でも4DXでみられるならぜひそうした方がいい。

 

 大知君の曲の歌詞がもろブロリーのためみたいな作りになってるじゃない。6割くらい大知君のためにDB見たいと思ってたけど見た後はDB見たいうの満足度がすごいし、大知君の曲が今回の映画の裏テーマで締めくくってくれて最高だった。洋画みたいにだらだらエンドロール長くなくて映画の爽快感とカッコよさを消すことなくスカッと終わっていいね!

 

 以下ネタバレ感想。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まずはまさか開始10分くらいで泣くと思わんかった。

 惑星ベジータあっさり破壊するフリーザよ。思ったよりイケメンではわはわなるひまもなくバーダック父さん、消し炭にされたよ。そうかサイヤ人て親子の情とかよりも民族全体の利益とか戦いの場で活躍できることが重要なのか、それが戦闘民族ということか。だったらフリーザの攻撃みんなで止めなさいよー!!ってここですごい攻防があったらそこの場面だけで映画一本分の話になっちゃうからね仕方ないよね。でも悔しくて泣いた。フリーザマジでひどいなあ。だって悟空の両親は結構愛情の深い優しい両親だったのだよ!

 ある意味パラガスも情が深かったのかなあ。パラガス自身、俺の血統まじエリートという虚栄心やプライドからやったんかもしれんけど、最初は息子を守りたいという気持ちもあったはずなのに、それゆえ復讐心に取り付かれて毒親化してしまった。

 で、ブレイクザアイスなんですわな。

 毒親に育てられて精神的に自立できないブロリーが、バーサーカーすることでしか自分を表現できないというかキレるしかない大人に成長してしまったんだ。

 現在まで進めるときのあの大胆なダイジェスト映像すごかった。フランチャイズ的な。ここだけゲーム商品的な。

 でも感慨深かったですよおぅ。たまたまフリーザの命令無視して恵まれた選ばれたベジータ王子と、下級戦士だからと誰の目にも届かず父さんに違う星に送られた孤児の悟空が力強く成長して地球という辺境の星で再開して同じサイヤ人同士争うこともあったが、なんだかんだ今じゃ仲良くやってるというのをぐっと約めて見られて、サイヤ人大河ドラマやんと胸に来るものがあって、中盤までわりとしっかりとしたストーリーを見せられて、中盤の5センチと5歳に笑わされてからのブロリー登場。

 初めてベジータが現れた時のこと思い出したよ。むっかつくやつだったんだよ。自分の強さを鼻にかけてしかも傲慢で(戦闘民としての)環境に恵まれていたことに気づきもしないでほんとやな奴だったけどさ、最初にブロリーとやり合うシーンでそれが蘇ってくんの。こいつあのむかつくベジータ王子だったわ!って。ブロリーやっちまいなあ!でもスーパーサイヤ人化できないから金色のベジータにぼっこぼこにされんだけど、そこで改めてただのスーパーサイヤ人もやっぱ半端ねえ!って思い出せるように演出されてんのが憎い!し、熱い!

 そっからの力だけ猿化するブロリースーパーサイヤ人化も凄かった。すごかったけど、形を変えずにバーサーカー化するのって親父に折檻されるからなんだなと思うとほんと辛くなってくるの。ブロリーが悟空みたいにほんとに純粋に戦闘を楽しめる本来のタイプのサイヤ人じゃなくて、度し難い悲しみと苦しみから暴れるしかないのがわかるからずっと攻撃しながらも叫び声あげてるし、ほんとに辛いし、ブロリーがいいやつだからブロリー応援してしまう。悟空もわかっててバトンタッチしたとき、力上げながら、ゴッドでなんならブロリーに効率的に技を使う力の指南をしてやろうとすらするのに、そこをさらにパワーで上回って悟空を圧してくるバトルに激しく燃えた。

 作画も凄かった。ばあ~の腰巻すらボスキャラ風にまで恐ろしくできる演出と効果も凄かった。だから緑だったのか!

 ほんと上ったねバトルシーン。ジグザグに動くとことか、力ためる構えとか猿の動きのブロリーとか、見る側も戦闘民族の本能というか気持ちを体感できるぐらいのバトルシーンで、そのまままさにブロリーになれるシーンとかもあったりして。たしかにテレビシリーズが一番熱かったころのような動きの緩急というか静と動みたいなのはなかったけど、これは今の進化したバトルシーンであって、サイヤ人同士の戦いというのはこういうことなんだと納得できるものだったから激賞したい。劇伴も仮面ライダーの変身シーンみたいな声の音あったけど、あれで戦闘民族の高揚とはこういうことで、いま悟空はこの民族の本能に従って戦っているんだ!と余計実感できた。もう、たぶん悟空たちの力がこの次元の法則で収まらなかったんだろうね、多重次元のはざまみたいなとこいっちゃうもんね。わかるわかるー!ってなりながら見てた。

ところどころCGだったのはカードゲームの機械へ流用するんすかね。そこはちょっとノイズになった。

 それはそうとどんだけ強くなってもやっぱり決め技はかめはめ波というところ大好きなんだ。今回の合体後のかめはめ波カタルシス半端なかったな。ブロリー殺す気かー!サイヤ人非情すぎるだろー!ってなったけど作画が半端なかった。あの力の大放出に耐えうる足場の作り方とか腕の構え方とか説得力しかねー!!かっこいいー!!!

 それにしても悟空て頭おかしいよね。早く自分にも戦わせろ~のとこで準備運動する悟空が心底楽しそうで、ああ~もうこの子頭おかしいタイプのやべえ奴なんだ~ってよりわかる。それでもなんだかんだ他のやべえやつもみんな友達にしちゃうんだよな。悟空が一番頭おかしいから相対的に相手がまともになっちゃうんだろうな。フリーザ様ですらドロンジョぐらいのかわいい悪役になりさがったし。5センチを「まだ成長してる感じにしたいんです!」って告白したときとパラガス殺したり惑星ベジータ破壊したときとの落差。まあ、でもブロリー自身ではできなかったかもしれない親殺しをさらっとやってくれたから微妙にいい仕事したよな。

 実質殺さなくても、ブロリーは精神的にパラガスから自立しなきゃいけない。じゃないとずーっと苦しむことになるから。悟空みたいに純粋に戦いを楽しめるサイヤ人に戻れないから。それをまさに大知君の曲が歌っていてさ。神がかったコラボになったな。

 最後はああいう解決になって、そうかと納得したよ。

 最初からブロリーてターザン感あったから、そうだよねターザンはジャングルに帰るのが一番だよね。久々に神龍みてテンション上がりすぎてフゥ~!!って言っちゃったよ!ブロリーはばあーと仲直り出来たらいいよなあ。あとブロリーのことは悟空がちょくちょく通って育てそうだから次のDBも楽しい展開がありそうで楽しみになった!!DBまじで最高!!!