連休も終わったのでレジャー

 小学生以来くらいにここに行ってきた。

 各務原航空宇宙博物館。 なんかいろいろ今日しかない!!ってなって衝動的に。

 

 屋外展示の機体、真ん中のやつなーんだ?

 答えは自衛隊飛行艇ではなく、すずめのお宿です。きっと飛ぶ機能は抜かれてると思うので実質、側だけの機体であり、しかも雀が尾翼の裏の穴に入っていくのが見えたので、そういうことです。


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 館内が格好良くなっている。

 最初の展示はライトフライヤーから。

 ライトフライヤーの飛行までも空に挑戦した人たちもいたがライト兄弟複葉機が作られた年から年代順に飛行機の展示がされている。

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 日本のやつ。めっちゃかっこいいです。

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 ライト兄弟の飛行機が作案されたのが1900年とされていたが、恐ろしいことに十数年後にはもう軍用機の量産が始まるんだぜ。戦争って怖いけどすごくもあるね。急に技術革新できる理由になっちゃうのですよ。

 この展示がうまくて模型の後ろに年代、機体の詳しい説明はガラスに貼ってある。

 妙にでかいやつはユンカース社のやつです。駿ってドイツの飛行機好きやよなぁと改めて思った。ドイツの飛行機って怖わない?なんか恐ろしいというかおぞましいというか。

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 風立ちぬでおなじみの堀越さんの写真や、中心になった設計者の手記や写真の展示もあり、例の枕頭鋲を割と近い距離で見られる。

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 急な展望デッキ。舐めてた。最後のほう「これ、ボス戦の前に歩かされるやたら長い階段やん!」ぐらい高くてむき出しで、物凄い久しぶりに足がすくみ体が震えるくらい怖かった。いまはタモさんの気持ちがわかるー!ゾーン。そういうんじゃないという盛り上がりポイントになってしまった。

 展望台に飛んだのはシアターで、宇宙飛行の映像をみたのはさんだから。宇宙飛行の歴史ダイジェストみたいな内容やったんですが、何しろダイジェストだからアポロ13号あたりのピンチも特に詳しい説明なく、乗組員からの通信が入り無事着水できました!って、「う、うん知ってるけど映画とかなったし。やべこの映像くそつまらんやつか!?」ってなった冷めかけた時に、冷戦時、ソ連ソユーズアメリカのアポロが宇宙空間(厳密にはちょっと違う)でドッキングシーンでつい泣く。だって、なんでほかの類人猿や猿人じゃなくホモサピエンスが生き残ったかって理由はまだよくわからんらしいけど、ホモサピエンスは海を渡って新天地を求め旅したからじゃねえかって、生存を考えたらリスクがでかすぎる大洋を渡る冒険をした大馬鹿野郎がホモサピエンスだったって話をきいたから、戦争とか国家とかじゃなくてさ、ホモサピエンスは今度は宙にさらにでかいリスクに挑戦してるんだとしたら戦争とか国家とかじゃなくてさ、人類皆兄弟なんだなって。

そこからのスペースシャトルのあの大事故ね。もうフラグたちまくりの解説に知ってるんだけど涙腺が。尊い犠牲者の後に宇宙ステーションのいろんな人種の飛行士の楽しそうな様子がでたらもう。ホモサピエンス熱いぜえ!ってなるよね。泣くよね。

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零戦展示部屋の休憩ゾーンにある可愛い模型。

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 おーいやっちまったなあ!!!なぜ翼に突き刺さる設計にした!?

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 1945年の敗戦により日本は航空機生産が禁じられる。

 で、あけてからの1950年再開からの機体たち。

 よその国はすでにジェット気流エンジンが主流になっていたのに日本ではまだプロペラ機からの開発。

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 これ車みたいでかわいいね。

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 後ろのロータリーがはめ込んであるの好き。木製モックアップ

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 飛鳥のおしり

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 飛鳥の脇

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 あとは旅客機の見たことあるセクションとか配線部品をみてからの撮影禁止ゾーン。

 人類宇宙編。ここまでの流れで、以前から謎だったが、ホリエモンぐらい金も地位も女も好き放題に出来たであろう人間がなぜロケット打ち上げに興味を?と思ったが、きっともう地球上にホリエモンにとって興味のあることがなくなったんだろうなとわかったきがした。しかもアメリカは月への有人飛行と火星の有人飛行も計画してるそうで、楽しみすぎる!!とムネアツで帰路に。ほんとはもっと見てられたがネコの餌の時間的に限りが。でも入場料安いと思えるぐらい内容いい。楽しかった。 

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  もらった記念品。先着何人までかにプレゼントの。絵葉書二枚とトミカのへりと博物館のピンバッジ。10時半過ぎに行ったのにまだもらえたー!

 そしてトッシーの毎日更新の短い動画がロケットの内容で、民間団体がロケット開発してるのは人工衛星の運用のためで通信回線の性能をもっと上げ、ようは商売や!っていうのでさ。ムネアツが台無しに。も~うトッシー。日本人の女性宇宙飛行士のスペースホテル構想の図案のほうが夢があったぜ~。