物理で行く悟り


【橘玲】「不愉快なことには理由がある」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】

  なるほどね。この動画のコメント欄に埴谷雄高の自同律の不快を引用された方があった。

 別のサイトで埴谷雄高作品が中二病代表のように言われてて、あ、そうだったんだと恥ずかしくなったりもしたが、点がつながったような気もする。

 中二病というのは、人間というプログラムがそうやって作られているにもかかわらず、自分はその枠外にあって自分は異なる存在で他とは違うんだと理屈を生み出そうとしている状態なのかもしれない。

 もう本を読むということすら体力なんだなという(いやもう知的体力すら余力がない、どうしてこんなに消耗しているんだ)ことで、ここ数年、読書なんて漫画以外無理なわたしが要約動画万歳で、たまに見たりしてるけど、この動画の三限の部分、悟りについての言及部分で、お坊さんが千日回峰行みたいな荒行する理由がつながった。

 心と呼ぶシミュレーションを仏教では煩悩と呼んでそこから解脱しようといってるけど(その結果で来てるのが人間だからそもそも無理筋=それを理屈でやろうとするのが中二病)煩悩ゆってもそのシミュレーションが生存にとって不可欠だから、本質的な解脱は不可能だと指摘されている。が、荒行をやるとそれが物理的に可能になるんだ。

 先日、ドキュメントで見たんだけど、大山千日回峰行をやり遂げた大阿闍梨の塩沼さん、彼は荒行中何度も死にかけてて、結果最近の人間ドックで脳の一部がストレスで収縮してることがわかった。脳を壊して人間の本能を働ないようにすれば、確かに解脱した状態にもっていけるんだ!理屈が無理なら物理!そうかだから仏陀は荒行したのか!と今朝分かった。

 でも仏陀は荒行しないほうがいいって言ってた。し、ほかの日本のお坊さんで座禅で心をなぎの状態に持って行ってるけど、すぐ乱れるって、取材受けてる途中に急に座禅始める人とかもいたから、継続的な悟りの境地って無理なんだなって。それこそ脳を壊してぐらいしないとできないから、仏陀も荒行は推奨してないんだなって。

 そんなことが繋がった。そういう報告。