ネコチャン元気

 先日から喉の具合がよろしくなくてね。咳も出たりして、寝るとき変な音が出たりしてうまく寝付けないところに、にゃんこちゃんがね、もうごはんの要求が激しくて。

 寝不足や、気候、職場で遭遇する明らかに風邪の人との対応で、一昨日ついに発熱。

 

 ねこちゃんにはちょうど一年ぐらい前から、徐々にごはんの間隔を広げていく試みをしていたんです。前はきっかり6時間おきに給餌器でご飯だったんですが、給餌器に頭突きするとちょっと出てくることを覚えて、給餌器のくぼみのとこに鼻を引っかけて叩き落すことを夜中の二時にするんで、音で眠れないわ、猫の顔面が陥没骨折でもせんか不安で給餌器撤去。

 人間が給餌してたんですが、ふと成猫になったら日に二回の給餌でいいというのを思い出して、それに極力近づけようと朝は6時と8時に。夜は18時と21時にしてみてるんです。徐々にずらしていってそこまでに落ちつけつつあったが、猫がある夜中3時くらいにあらゆるやってほしくない悪さと走り回っ人間の顔をなめまくる攻撃があって、その日は寝不足でもあったので、仕方ないのでごはんあげて大人しくさせてしまったのがよくなかったんですね。

 次の日、猫に起こされたのが深夜1時。嘘だろ!と。

 いやいやいや早まるのも度が過ぎるやろと。ほんとは朝6時なんだよと。

 お前夜9時に食べたばっかやんまだ4時間しかたってないやん!認知症老人かよ!

 とそんなこんなで、夜中ぶっ続けで安眠できる日が一度もない。

 一昨日昨日はひっさしぶりに、熱疲労のため強制熟睡で、夜中起き上がることもできなかった。こんなに寝れるんだ自分。不眠症かと思ってた最近。状態。

 なんかもう無限に寝れる。ただし、快眠ではないので体中が痛いし、常に歯を食いしばってるので休めてんだが、ダメージを蓄積させてるのかわからん。

 ほんで、一応病院もいったしね。

 職場が人が出入りする場所なんで、コロナやったら黙っとくわけにはいかんだろうし、ということで、PCR検査受けられるか先生にみてもらったら、検査基準に入るとのことで、お国のご負担で抗原検査とPCR検査は受けられました。

 ほんとただの風邪の診断がめっちゃ煩雑になって看護師さんにもお医者さんにも申し訳ないと思った。大変やでとくに看護師さん。そんな軽装でって感じで最初に抗原検査の鼻の奥ぐりぐりしてくれたけど、マイナス判定出たら先生登場って感じで、看護師さんが気の毒だった。

 抗原検査マイナスということでこれは、風邪診断でいったん自宅療養してくれっていう流れかなと思ったら。今度は院内に呼ばれて急に注射器も用意されて、「何それ聞いてない騙しやがったなあ!」と注射嫌いマンの俺は裏切られた気分になった。

 せいぜい鼻の奥ぐりぐりだけとおもったら、血液検査まであった。

 これでさらに風邪の原因を特定するということだった。

 細菌性の風邪か感染系の風邪か。結果は細菌性の可能性の方が低いということだった。なんかまわりにコロナっぽい人いた?と先生にさらに詰められて、職場がこうこうこうで不特定多数の人が出入りしてますと説明したら、「じゃあPCRもやったほうがいいね」とまた車に返された。あ、また車内でやるんですね。

 またあのぐりぐりされるんかー!という絶望。すでに注射までうけたというのに。心のダメージ半端ない。そして渡されたのが綿棒と培養菅。

 天国!!

 鼻歌交じりに口の中を綿棒でぐりぐりしましたよね。そんで、会計とお薬もらって帰宅。今朝、陰性のお知らせ電話頂いた。

 よっぽど新型コロナじゃないとはおもってたからよかったけど。

 逆に職場に電話したらすごい騒ぎになってた。

 コロナだったらどうしようって思ったでしょうって言われたけど、それは思ってなかった。だって、まじで職場と家とその間のスーパーぐらいしか出歩いてないし、まっじで15キロ圏外どこもいってないから仮にコロナだった場合感染源として一番可能性高いの職場だから、自分の責任じゃないすから!って心の中ではおもってたので。普通に風邪の症状全開でくる来客とかザラだからね。逆にびっくりですよ。このご時世に?それより自分がコロナだったら猫にうつらないかそれだけが一番不安だったのよ。つくづく自分は人間に対して冷酷だよな。

 しかも前から気になってたが、職場の新型コロナの感染者が出たらどうするかみたいな対応が知らされてないんだよね。だから気合で風邪ひかんみたいな。

 そういうの普通、簡潔にまとめたやつ配られるもんじゃねえの。

 それもあって出勤するたびまあまあの人数と接するけど、コロナになったらどうすんだ?というプレッシャーずっとあったもん。職場の人みんなPCR受けるんかとか。出入りする人にもどれくらい波及するんかとか。

 風邪ていって、普通に休む人もいたけど、それってPCR受けんかったら風邪で通るやん。基準どこ?っていう。

 もちろん医療の現場からしたらちょっとした風邪症状程度で医療使わんといて、そういう人が殺到したら余計コロナひろがることだってあるわ。っていうことみたいだから、一番いいのは気軽に立ち寄れるPCR検査場みたいのをたくさん作ってすぐに調べられるようにすることなんじゃないかと今回思った。

 アベノマスク配るくらいなら毎月家族分のPCR検査キッド送ってくれた方が意味があるのにと今回のことでおもいました。

 

 ということで、ねこちゃんの夜中のごはん問題と不眠はまだまだ続きそうです。まいったなー。