たんけんぼくのまち

 昨日は初めて100円バスに乗った。

 車検のため車を預けて家に帰るために。

 6月頭から、自分の中ではまあまあの大仕事をやってきた。網戸の張替えやエアコン交換、部屋の片づけ、役所への漏れのあった手続き(これが一番心理的に面倒だった)。

 

 この辺のイベントを猫の不調とともにこなした。

 にゃんこちゃんの不調は、最初は夏バテか、ぐらいの感じで、でも下痢するなんて初めてだったから、すぐ病院駆け込んでみてもらって、整腸剤をもらって様子みたけど、地味に良くなったり、微妙な下痢にもどったりで、全身麻酔でエコーで中見てもらうしかないのか。追い詰められつつ、疲れていって判断力も落ちていって、なんだかんだ自分のお世話に不備がいろいろあって、そんななかで親父と取っ組み合いの喧嘩へ発展したり、にゃんこには申し訳ないばかりだった。

 慢心があった。ごはんそれなりの価格帯のあげてたから大丈夫だと思っていたが、脂質のチェックを怠っていた。それなりのお値段のフードなら脂質も低いでしょうって。死んでしまった犬も脂質の制限したの10歳ぐらいを超えてからだったのでその思い込みもデカかった。

 ご支援者様に教えて頂いた、低脂質のフードを混ぜ始めてから、下痢も治まっていいうんこに戻りました。ホリスティックレセピーという商品です。近隣のペット用品売り場に電話したら、どこもわんちゃんのは扱いがあるんですが、ねこちゃんのはないですね。か、取り寄せることも可能ですが1~2週間かかります、とのことだった。

 なのでぺえぺえモール(悟空)で頼んだ。

 頼んでからぺえぺえでしか払えねえのか!?とパニックになった。ぺえぺえなんてもちろんやってないし。自分、絶対オンラインにクレカ情報入れたくない族なのでコンビニで発券してレジで現金支払いしてるんですが、現金支払いへの少ない情報、不親切かんすげえ。発券に必要な二つの番号を、なぜか一列に繋げて表記してあってさ。‐は辛うじて入っとるけど、これを入力しろっていう(Amazonなら指示してくれる)具体的な案内もなくてさ。

 必死でなんとか解明して注文からの支払いで、夜間配送の翌日朝に届いて、世の中の働く人に全力感謝が湧いた。配送してくれたドライバーさんにこんなちっせい箱だけど、これはにゃんこを救うフードであってめちゃくちゃ大切な荷物なんだ、それを届けてくれてありがとう!!と伝えたかった。

 それにしたってご支援者様に重ねて教えて頂かなかったら、まだにゃんこの下痢と内臓への負担が続いていた。ぎゃーなんて馬鹿なんだ自分。申し訳ない。何度も教えて頂いて感謝しても足りない。

 あと、やっぱりなんかあった時、フードだけに頼れない場面も想定して手作りご飯も馴れさせていこうと、いろいろ勉強中。

 おかんが昔飼ってた猫。(初代チコ)人間の残飯食べて病院にもかからず野山を自由に駆け回って、マルチーズの相棒を従えて18年生きたそうだが、強いよな。出来たらそうして飼ってあげたいけどな。ストレスがなかったんだろうな。考えたらすごい。フィラリアとか猫の病気とかもならんかったんか。(初代チコ)猫触ろうとするときったねえマルチーズが鬼の形相で吠え掛かってきて、幼児だった自分でも記憶にあるくらいだった。目が鋭いワイルド系イケオジの茶虎オスに激やきもちやきの白いメンヘラマルチーズメスというカップリングです。

 

 そんな猫の下痢最中に車検前検診の連絡来て「いまじゃない空気読んでくれ!」思いつつも期限があるから、検診はそれどころじゃないの状態だったが、昨日は落ち着いて車検してもらいに行ってきた。

 しかもなんと車検の前に、ずっと悩みの種になっていた着物を宅配買取で梱包して郵便局で預けることに成功。

 その流れで車検に黄色い帽子さんへ向かい、昔からある近場の喫茶店へ。

 100円バスがまあまあの地獄表で、時間をつぶす必要があった。

 喫茶店は切り盛りする女主人もお客も70前後のご老人だけだったし、バスの中も運転手以外70前後の老人だけだった。不思議の世界に迷い込んだような気分になった。

 自分で車を運転して移動する見慣れた道路をバスから眺めるのとか、自分以外ほぼ老人だけという町のようすも。

 帰ってテレビつけたらもねちゃんが、大先輩女優をひたすらよいしょする何かの完成披露の場で、「ああ、そういうことか。この国は老人のための作りになっているんだ」と選挙後もあって余計胸に迫るものがあった。