猫はすごい

 家に居るときほぼ猫と会話しとる。

 一方的に人間が話してるとも言えるんだが、確実に理解してる様な返事をしてくれることも多いので、なんか成立してる気がするんですよね。

 

 こっちから問いかけた時に

 

 んん〜?

 うん。

 

 とか言ってくれるし、要求も色んな声のニュアンスで伝えてくれるので、自分がいま地球上で一番意思疎通ができてる相手はうちのにゃんこちゃんで間違いないだろう。

 

 しかしね。猫を飼うってこんなに大変とは知らなかった。

 まず猫は可愛いというポテンシャルが天元突破なのと裏腹に、フィジカルが異常に高い3歳児であるという点をしっかり把握した上でお迎えしなければならない。

 3歳児なのでちゃんと愛情をかけてやらないといけないし、病気や怪我したら喋って教えてはくれないから治療も簡単にはいかないし心配だし、個体ごとに食べるものや習慣、好みを把握した健康管理は当然、人間を使役しようと狙ってやってくるイタズラへの対処。

 

 当たり前にやっていた日常の家事なんかも、猫の安全、イタズラ防止がおのずと追加されて手間が倍増。

 

 例えば

 ご飯食べた後の皿なんかを放置したままゴロゴロして、トイレ行きたくなったタイミングでついでに台所の流しに持っていく。

 

↑これに食欲旺盛ストーカータイプにゃんこがいるとこうなります。

 食後の皿はそのままに置いて置けない。

 → 天棚に仮置き

 → 直ぐに台所へ持っていく。

 

 台所に持っていく。台所には鍵がかかっている。

 (流しの生ゴミ受けを食い漁る、流しの水を飲む前科あり。)

 →台所でイタズラしたい猫、物陰に隠れて居座ろうとする。

 

 トイレに行きたい。(猫の侵入を防ぎながら個室に滑り込む、出る時も)

 →猫がついてくるので手ぶらでトイレにだけ行く。

  →天棚に隠した皿を再度取りに行き台所へ行く。

 →台所へ皿を持っていき、尿意を我慢しながら猫を誘き出し(時間がかかる場合も)台所に鍵をしてからついでにトイレに行く。

 

 こういうことですよ。

 フィジカルが高い3歳児は。

 猫がいないとき何気なくやっていた事の全部に余分に手間がかかるので、猫を拾った直後は育ち盛りも相まって軽い育児ノイローゼみたいになったもんね。

 夜も朝もないからね。夜テンションマックスで遊んで😼って人間を起こしてきたりね。

 人間と違って留守番はしてくれるけど、留守番だってどんな事故が起きるかわからんので長時間は放置できないし。

 猫のためにパートナー作る必要があるのでは?ってマジで考えるし。猫のために最適化される人間の生活。

 猫って悪魔なんじゃね?

 可愛さだけで人間を猫中毒にして使役できるし。

 

お題「ペットを紹介します」