どうでもいい話。

 連休中Mステやってたの知らんかった。最後のほうだけ見て大知くんの姿は確認したのにショーケースは見逃した。最後ほとんど「おげんさんと一緒」の出張版みたいになってた。宇多田女史がなんでこんなにダンスになってるんですかね?って言ってたけど、大知君が現れてテレヴィジョン界でのダンスへの興味レベルが上がってるからだよ!って思わず突っ込んだ。またチャンプルーやってくれないかなー。

 レキシとコラボ。

 歌舞伎のみえのかっこいい要素を抽出したような振付であんたが踊るんかい!って。

 なんでか池田さんの曲ごとの扮装の完成度の高さに比例するように、ちょっといらっとくる感じがたまらんですよね。みればみるほどむかつくわ~ってくるとこ攻めてくるよね。ふつうにかっこよくできるはずなのにそこ外してくるセンス。逆にかっこいい。

 

 ハズキルーペのCMって初めて見たとき失笑だった。いまどきこんなアホなCM作ることがあるのかと感じたけど、最近になってハズキルーペってそんなにいいものなのかと逆に興味もってしまった。どストレートにやるということの力をみたね。長渕しかり。  

 あととにかく供給することの意味ね。

 とにかく情報を供給するということにおいて、そういった宣伝と物の圧倒的な流通量により物の質はどうであれ流行を作ることってできるんだなーっっていうのは時々あるよ。悪い面でもね。

 

 内容も伴ってて面白いゴールデンカムイやばい~!!

 作者さんが一番やべえんじゃないかと思えてくる。ひどい。ひどすぎる。

 ちょっとの隙間にもボケ入れてこようとするし。あと年代が近いのか、あーあのネタね!っていうのがわかる。確実にごっつのコントのやつあった。

 でも主人公の佐一さんおじいさまのお名前なんだと知って感動。

 例の耳飾り。あれって流行?あほの子キャラがもっていがちアイテム。二階堂のヘッドギアの上についてる乳首に毎回すごいイラっとする。割とぎりぎりのことをさらっと笑いを交えてやっちゃうから、読んでてこんなに自由にやっていいのかと目から鱗だ。

 映画をそのままトレースする構成も、作者さん相当楽しんで描いてるなとわかって読んでても楽しくてしようがない。6巻は盛沢山。ドリフから黒澤映画の「用心棒」まで。わくわくしたよ!用心棒なんか土方がやるのかよー!って。飯屋を床屋に変えて舞台説明のシーンまで忠実に。そこに尾形まで。早打ちで鐘に二発当てるとこは痺れた。かっこいい。荒野の七人も混ぜたのか。

 キャラ萌えについては今こんな状況です。

 キロランケ出てきたときあかん!ってなって、落ち着いて考えたら金カム最初っからイケメン多すぎ!!事実に気持ちがついていってないよ!

 キロランケ色気が出すぎなのに、あれ?そもそも杉元も格好良すぎなんだけどどうしよう!!アシリパちゃんすごい大事にされとるけど杉元もう壊れてる人だしいろいろ不憫すぎるしちっちゃいアシリパちゃん可愛いし。谷垣も相当いけるし。そもそも土方じいさんもむしろこちらから土下座してお願いしたい!ぐらいかっこいいし。牛山さんなにげに紳士でなんだかんだカノのこと大事に扱ってて萌え!だし、気持ちが萌えが燃え~がついていかない!!

 てな感じです。

 問題は第七師団ですよねえ。鶴見中尉が座長のサーカスみたいな。やばいやつしかいない。戦争行くとあんなふうに壊れるんだよ。

 戦地から帰って壊れる人って、お国のために、と仲間と命預け合って固く結束して戦って自国に帰ってみると、国民同士で差別だの格差だの恨みや金のための犯罪がある事実に、戦地で何してきたんだろってなって、戦地で結束してきたあれは幻?あの共同体をもう一度ってなるらしい。

 それのかなり特殊な状態が第七師団なのか、鶴見中尉のチャームがすごすぎるのか。

 まともそうな月島さえ実際どうかわからない怖さがある。

 怖さといえば白石もだけども。逆に怖い立ち位置。14巻の最後のほうでみんなそれぞれ思惑があって実は誰とも結託してなくて、いざとなったら周り全員蹴落とす奴らにみえたもんね。途中から白石スタンプを作者さんが自在に使いだしたあたりから読んでて突っ込みが忙しい。いや多いわ!あ、スタンプじゃなくて白石本人やった!とかついに吹き出し代わりに!とか。デジタルってああいうの気軽にできていいよねー。ツールでまで遊ぶなんて作者氏がうらやましい。すごい真面目な人なんだなというのもわかる。取材先で教えてもらったことなるべく詰め込もうとキャラが急に説明口調になるのもいとわないし、シリアスなシーンに図鑑的に動植物とその名前挟んでくるしww

 ふたりはカケトモはかなり笑った。ひどい。作者側で思っとく程度のことも紙面にだすスタイル。ボケたい欲求が前面に来てる!

 脳みそってただの脂肪なんだってね。なんでただの脂肪に自律神経とかの複雑そうな指令とかができるのか、不思議だよねえ。

 この世は不思議なことしかないけど。

 あまりにゴールデンカムイが面白いから聖地巡礼したくなったが、北海道に行く金も時間もないので、東海伝家の宝刀「明治村」にいこうかとおもったが、あいにくと雨だったのでやめた。昨日のさわやかな晴れを利用して布団一式洗ってしっかり乾かせたのが会心の一撃すぎて喜びに打ち震えた。はは!すごいタイミング。