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苦労性でほじくりかえして、うじうじしてたから、小説かけて、しかも故郷のひとたちを死んだ後も食わしている。
うじうじしてたり弱かったりしても全然オッケー!てことだったのね。
そっかそっか。ありのままだったのか。
偉大な気づきを授けられた帰り道。
そっかー修治~。そうやったんか~。で帰り道のひまわりでちょっと泣ける。
世界も人も全部ひっくるめてオッケーの状態だった。
五所川原も日暮れて、故郷を離れた土地でちょっと心細くなった。
宿に帰り、フロントで教えてもらった徒歩でいける唯一の居酒屋へむかった。
まったく飲食店がなくてさ。お盆だったからコンビニしか開いてねーし。
きれいな個人店の居酒屋が砂漠のオアシスのごとく。
カウンター陣取って、食べたかったホタテの刺身を即注文。かなりのもんでした。やっぱ違うな。
あとは、焼きそば(海鮮)とおでん(目の前で煮えてた。黄色い味噌がかかってた)食べた。
全部、すこぶるおいしくて、孤独のグルメ気取って、内心で実況。
ここは当たりだ。とか。
ホテルでゲットした東奥日報まったり読みながら、なにか寂しい気分になっていたら、有線から「かもめはかもめ」が流れる。
かもめはかもめひとりで空を
ゆくのがお似合い
わっかとるわー!!!!!!結構、胸に来るわー!!!!
なんやねんそのタイミング!!!
妙なファイティングスピリッツが沸いてきて、宿まで鼻歌で帰る。