それでいいのです。
観た映画
ハッシュは主演の女優さんがよかった。
街中でたまに見る絶対に関わりたくない小隊のいざこざいろんなパターンがたくさんみられる。
2000年代前後てこういう小劇団が好きそうな話、乱発してたよな。
小劇団が好きそうなこすられまくったパターンの話だな!みたいなつっこみを最近何かで見たんだけどあれなんだったっけ。バカリズムか爆笑問題カーボーイだったっけ。
関係ないけど、お笑い向上委員会で、原口あきまさが「器用すぎてわくわくしないんだよ!」ってつっこまれてたのがおもしろかった。
ネタバレ☟
↑の映画の共通点は、死んでもいいと思っていたが、人との関わりで生きがいになりそうなことがみつかった。
ハッシュのほうは最後、引っ越しという手段をとって生活の立て直し(必要な縁切り)をする。アルパチーノは元の離れに戻って、避けていた親戚の子供たちとの関係を立て直そうとする。
生きるも死ぬも要は本人の気持ち次第。
のーん、実際そんなもんやのーん。
アウトデラックスの福山回はね。絶妙だったよね。アウトというか嫌われようもない存在が過不足なくちょうどいい感じで格好良くどこかしら品のある佇まいでね。
山里もすかさずすり寄るすり寄る。福山氏がもっている高感度のおこぼれを必死にかき集めていたよな。褒めてるこれ。というか福山氏ご本人の魅力がなせる業なのかもしれんけど。
それこそ一つ屋根の下のときから「そして父になる」の父親みたいに、わたくし福山氏から匂いとか温度を感じないと思っていた。
玲司先生も言っていたけど、私も苦悩がない人間にひっかかりというか魅力を感じないんだけど、福山氏がどんだけ見目麗しい男であっても、ほとんど視界に入ってこないのはそのせいなのか。身もふたもない言い方をすれば、あの人、情が薄そうだな。とも感じる。実際は知りようもない、ご本人が意識的にそういうところを露出していないのかもしれない。苦悩とか苦労をひけらかすのは下品と弁えて、スターらしくひょうひょうとしてみせているプロ根性の賜物なのかもしれん。
あるいはそんな苦労プレイせんでも好きなようにやったほうがうまくいくんだぜ!とクールなお手本を見せてくれているのかも。なんにしても不思議な存在だよなあ。
あとはイケメンてことが原因なのか。
イケメンてイケメンに生まれたことが生存戦略的にすでに最高最大の結果をだしてるから、いろんな雑多なことにスキル振りしなくていいんだろうな。
だからしゅっとしてられるし、それで十分生存繁殖に繋がりどんと構えていられるんだろうな。
うん。まさかだったよ。今回のヤンサン!
#131『HUNTER×HUNTER解説☆冨樫義博が読まれる理由〜覚醒コンテンツと麻酔コンテンツの今を追え! 』|山田玲司のヤングサンデー
麻酔コンテンツが生命保護カプセルだったとは!
ていうかコミュ障オタクさえ生存戦略のひとつだったとはね。
中野信子がよく、生きてることが生存戦略として最大限成功してる結果です。だからそれでいいんです。とよく言っている。天使かお前は!と何度も救われるが、確かにみんながみんな同調圧力に従順で働き者だったらすぐに過労死するし、短いスパンで世代交代できたとしても戦争みたいなフェスが起きたら、国民総特攻で全滅。もありうる。残業?勘弁してくれ。はあ?社会のために生きてるんじゃねえよという考えの人間もいなけりゃ種は存続しえない。そのための多様性だからね。
あと、優性思想のあれも。いわゆる健常者だけが環境適応した種だと言い切れんとおもう。可能性を探って常にある一定の割合でいわゆる障害者も(生存戦略の一翼として、あるいは種全体を生かすための役割として要のような)生まれるんだと思う。
それにしたって玲司先生。ハンターハンターは食わず嫌いじゃないかい?
結構ハマると思うんだけどな。ウテナのこともあるし。
富樫の中二成分がダメなのかな。たまに新刊読んでびっくりするけどね。よくこんな中二心をまだ生々しく描けるよな!!なんか中学生の同人誌みたい!!って畳の上をごろごろしたくなる時あるけどさ。ゴンさんのときなんか、「え、まじで?真剣に?ギャグ漫画じゃないもん。これ。これは本気!ギャグじゃない!!!!!!」富樫氏の真髄を見たというか、汚れた心臓をたたき割られたあの瞬間。だからあれからまじリスペクト。