頑張るという観念のはなし。


【プロに聞く!】日本のマスコミだけを見ていると日本政府と一緒に日本国民沈没!海外メディアと日本のマスコミの違い。元朝日新聞記者ジャーナリスト烏賀陽弘道と一月万冊清水有高。

 最近の作業のお供に一月万冊さんをよくきいている。

 きっかけは、令和新撰組の安富さんてどんな方なんかなあと気になったとこから。

 安富さんの選挙活動、馬で移動されてたのどういうこと?そういう話題作りで?と勝手な印象しかなかったのでどういう指針をお持ちなのか知りたかった。

 安富さんの柔軟な考え方とか指摘が、そうそうそれー!っていう急所の付きどころ具合で、つぎ推せるなら安富さんでもいいかな、となりつつある。大西さんは早すぎたかもしれない。せっかく推すなら席を取ってほしいからなあ。

 この動画は↑日本にありがちな間違ったがんばりを指摘する良い動画だと思った。

 そもそも頑張るという言葉の意味がわからない。

 頑張るって、自分で「ああ~いい仕事した~」って実感する分にはいいけど、対面で放たれたとたん意味が全く変わってくると思うんだ。自分で自分に言い聞かせてるときもだけど。

 そもそも頑張りを他人から強要される状態て普通のことなの?という。自分が夢中になってやってることなら頑張ってる自覚なくてもできちゃうじゃん。頑張るという状況にはそもそもやりたくない、無理やり取り組んでいるけどなんとかやっているという背景ありきの言葉なのよ。頑張る!って鼓舞してるとき「それ本当に自分でやりたいと思ってること?」「やりたくないから頑張りが必要なんだよね」というのが今までの経験上あった。だいたい外圧なの。よく見られたいとか、(本当は望んでない)ポジションを守りたいとか。合わせ鏡のことで、やたら頑張ってって言ってくる人も自身が望んでいない状態にいる場合が多い。間違った頑張りをしなくちゃと思ってるから頑張ってないと勝手に思う他者に投影して頑張りを押し付ける。

 そもそもそんなやりたくもないことを頑張ってないと世の中が回らないと思ってる日本人がやばくねえかと最近ひしひし感じてる。そんなに頑張りがないと経済回らない仕組みにしてるなら一回更地にしちまった方がよくないか。よくわからん頑張りのせいで不幸になっている日本人がお互いに頑張りを強制して不幸のスパイラルを生んでいるようにしか思えない。一番弱者にそういうの押し付けられるから児童虐待も増えとるんじゃないか。まあ、いままでが数字に上がってさえいなかったという面もあるんかもしれんけど。やりたくないこと頑張っても得する人なんか一握りよ。頑張ったら豊かに暮らせるという幻想は、豊かさの定義をそもそもはき違えてるから、頑張っても報われないんであって。つまり頑張りはいらない。

 安倍ちゃんが8年も頑張ったせいでいまこんなことになっちゃって。

 安倍ちゃんもういいんだよ。政治家もやめて映画とったらいいじゃない。最近の一月万冊みてて、俺泣いちゃったよ。安倍ちゃんどんだけシンジくんやったんやろうという。乗りたくもないエヴァに載せられて、そこにしか居場所がないなんて思わされて、そりゃ体も壊す。そういう疾患てやっぱりやりたくないこと続けてるからだと思う。家族環境から背負わされた呪いの重さが違いすぎる。

 政治という仕組みももう終わりに来てるなと、安倍ちゃんのおかげでわかった。

 政治家とか国会ているんかな?

 なくてもいいんじゃないかな。政治家っていう代表おかなくても、日本どうしようかって話まとめていく方法って新しく作っていけんかな。

 だって、そもそも政治に興味ないって人は投票にもいかないんだし、癒着とかもすでにあるわけだし、政策失敗しても政治家が責任取るでもないしリカバリーしてくれるわけでもないし。そもそも安倍ちゃんの言うように一人の人間が責任とれるものでもないしな。じゃあ腹斬ります!ってそれこそ間違った頑張りなのであって。政治家とかその団体なければよくわからん理由に国のお金が動いたりしなさそうだし。

 安倍ちゃんには乳母がいたというとこから太宰と一緒じゃん!てなって一気に理解ができた。太宰は政治家とか地主とかにならずに小説家になった。太宰があの斜陽館に残ってたら、彼の心はもっと悲惨なことになっていたかもしれない。政治家になった安倍ちゃんのいまの心うちは、とりあえず最長政権とったというおじいちゃんや家族に対して最大の及第点をとったという安堵なのかもしれない、だとしたら辛すぎる。

 

 ちなみに最近の安富さん回はGDP成長率の話からESP研究所だかの略称からAKIRAに展開していったのは笑った。キヨコなら90%以上の的中率なんやからキヨコに聞いたらいいんや!って。そうだけど!

 実は自粛が開けて、第二波騒ぎ前に映画館でAKIRA見てきたから旬すぎて。

 AKIRAよかったー!!あの映像のゴージャスさはやばい。この文明の頂点にあるものじゃないかと思った。異様なくらいの密度。

 中止だ中止!も、ほんと中止してほしいよ。とリアルにしみじみ感じちゃうし。

 コロナもだけど暑さで人死んだらシャレにならん。人死にが出てもおかしくない暑さのこの時期にオリンピックやる気やったんかい正気じゃねえよ。選手は最悪体整えてこれるかもしれんけどボランティアのひとが大変だもの。

 あと子供たちの「もう始まっているからね」のセリフに俺の脳内関曉夫が鬼の速さで「もう始まっているんだよね!!」ってかぶせてくるのがうざかった。

 見た後の感じはやっぱりすごいBLだった。カオリの扱いとか、ヒロインのケイの逆に突き抜けた聖女扱いとかの女性のポジショニングといい、いかにもなBLだわーって。

 

 まあ、しかし次の候補者次第なこともあるし。まだまだ不安要素はのこりますね。