片付け中。

　あの～まだほかに服詰めてもっていかなきゃなんだけど～？

　写真が撮れん！なにを調査しているの？

　猫ってのはぁ～最前線にいなきゃ気が済まねえ生き物なんだ。

　常に最前線で調査しなくちゃいけないらしいので猫っていうか調査兵団って呼んだ方がいいか？服の形がわかるように少し動かすたび前線にきてちょんちょん掻いて来たり、乗ったり一向に進まないのだ。

　最近、メルカリにいそしんでる。いた？

　でえぶまえに未使用ブランド品を売ってるリサイクルショップで安く買えた服（あんまり着ていない＆もう入らない）を出品してみたが、強気の値段設定のせいかまったく動かず。すごいサイクルで売れていくものかと思っていたけどそうでもないんですね。

　あと気がかりな送料とか調べてたら、下手したら送料で相殺されかねんし、これに費やす時間考えたら、リサイクルショップに一気に売りに行った方がよくね？ってなって、数点出品取り下げて店頭に売りに行ったら悲しいくらいの小銭で買いたたかれてしまった。そんなもんだよね。結局は時間と手間割かれる不用品になるのになんで人はものを必要以上に手に入れようとするのだろう。人は何が楽しくて生きているのだろう。もう俺には生きることの喜びとかわからないんだ、ああ無常。のとこまでいきそうになってやばい。安物買いの銭失いはいかんけど、ちょっとの物欲とかって結構大事なんじゃねえかなって最近思うよ。せかほしとかみてるとときめくものいっぱいあるもんな。

　というのも、せっかく時間あるし、部屋の掃除を毎日ちょっとずつやっていて、もう一歩踏み出すために、片付け中はお前の管でミニマリストの動画を流しているのだが、気持ちのせめぎ合いで疲れる。

　そりゃあ理想は服も10着くらいで着まわせて、物も最低限のいいものだけで暮らせたら部屋もすっきりするし気持ちも軽くなるのはわかってんだよ？

　けどなんか結局いろいろ付属品とか捨てられないものってあるわけよ。とくに創作するひとにはありがちだと思うけど、資料としてこの紙は捨てられん！！ってのとかこの本はもう絶版だからとか、ひっちらかったネタ帳とか、デジタルなんて簡単にデータ飛ぶから信用できんし、ハードだって割とすぐ移行しちゃう問題。とか。快適なこたつライフのための敷物ふとんも確保とか。猫の物見台確保のためこれは必須のカラーボックス（増えてしまう収納ゾーン）とか、服もついへんなデザインとか色選んじゃってちゃらんぽらんでコーデねーとできないし、過去に集めた膨大なCDかさばる問題で、もう踏み切れないゾーンだらけ。

　それなのにミニマリストのひとって基本ほぼ捨てさせようとする言葉を次々はなってくるんすわ。たとえば「捨てない言い訳」とか「片づけない理由を作っている」とかなんでそんな責めてくるの。辛い！ってなる。

　ミニマリストのひとの住まいて、マジで最低限のものしかないから。

　家電機械類とかはわかるよ、購入にも処分にも金かかるから最初から持たない方が身軽やもんね。余計な心配事減るよね。でもさ、ラグさえない板の間のがらんどうて帰ってきてリラックスできんの？っていう。カーテンもないから部屋の調光とか温度とかしんどくないの？ってなるから、その辺の心地よさは確保しつつ極限まで物は減らしたいとは思うのだが！！踏ん切りがつかない。

　今一番頭を悩ませてるのは着物なんだよね。これがね一番困るんだよね。

　ちょっとしかもってないけど正絹の良い着物じゃないから余計ね。現代ものの綿とか化繊のやつなんだけどね。それなりに気に入ってる、けどもう絶対着る機会ないだろうなあ～という。

　頼みのたんす屋さんももう。実質倒産なんか。各店の店長さんの裁量で続くとこもあるらしいけど。着物ってほんといいんだけどね。組み合わせは無限だし。かわいいし。小物で遊んだりもできて良すぎて困る沼だから、これ以上はあかん！って身を引いたが。着物見るだけで、京都とか大須の古着屋うろついたりしたのも楽しかったもんな。楽しすぎてヤバいのよ着物は。相当金銭的に余裕ないと満足いかんとこまでいっちゃうのよ。例えば、銘仙が欲しい！！でも銘仙はほぼアンティークゆえ、丈が長いのは希少ゆえ高い！！とか。これまた大正の銘仙は柄がポップでかわいくてこの時代のセンスが素晴らしすぎて好きすぎるけど、数も少ないし、やっぱ当時着る人の体格が小さい場合が多くて丈長いのもかなり少ないからおはしょりなしで無理やり着るとかしごきをまくとかかわいいし楽しすぎて着物はヤバいです。はい。何の話だ。

　着物どうしようか。今困ってる。売れるほどのものでもないし、かといってそのまま捨てるのもかわいそうだし。でもこの着物の引き出し空いたらここにタオルはいるんだよなー。って、昨日から片付けしてるようにみえて、物の場所を移動させているだけ問題にぶち当たっているんだ。